巨石交流会
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 第十九番  立江寺  延命地蔵菩薩
       

緯度:34度46分15.70秒 経度:135度19分51.75分 標高:195.1m 撮影: 2014/02/23

 
□は、20cmのます目です。正面を向いて、45度前方向に北を指しています。
  大きな石での石組みの上に、配してある延命地蔵菩薩です。次へ向う通路の真ん中には、三つ石の一つがあり、奥にも大きな岩が見えています。故意に配された石(磐座)ではないかと、思わせます。
西宮歴史調査団調査報告書によりますと、「施主 越木岩 車宇兵衛」とあり、「台石の銘文と過去帳の施主名は一致しているが、場所が獅子口と越木岩で異なる。また、『神呪寺八十八箇所調査報告書」では台石側面の銘文が判読できているので、移動した可能性がある。」とあります。
この場所が、「獅子口」または「越木岩」と、呼ばれていたという事にも、昔から磐座であったと認識されていたのでは、ないでしょうか。
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