巨石交流会
TOP > 民族遺産を知る > 2014年3月23日(日)神呪寺・甲山八十八カ所調査、新たな磐座
2014年3月23日(日)10時JR西宮北出口に集合
今回は乗用車1台で、第3回神呪寺・八十八カ所の調査に行く。前回見つかった磐座の調査をします。
(参加者:5名、内スタッフ:3名)
右は、仁王門の写真です。神呪寺のサイトによりますと、西宮市指定重要有形文化財で、「中央に高屋根四脚門を構え左右に低屋根を段違いにかけた三間一戸八脚門の異形で、仁王門としては珍しい建物である。」とのことです。
前回見つかった磐座を調査するのですが、まず周りをきれいにしないと、磐がどこまでどうなっているのかがわからないのです。
寸法を取るのも大変なので、写真から図面を起こすことにしました。うまくいけば良いのですが、どうなるでしょうか。
 

【蟹磐(かにいわ】 と、名付けられました。
何となく雰囲気がありますね。
かなり風化が進んでいます。向って右手の方に、空洞が造ってありますが、石の風化がひどく土をしっかり取り除くのは、難しそうです。この周りに、ストーンサークルのように並んでいる石、方角を示しているような石、など不思議な石たちが多くあります。
この磐は、磐座群の北側に位置しています。少し南へ行くと、もっと多くの磐座に出会えます。

【虹の磐戸】 と、名付けられました。
周りを掃除している時に、太陽の光の加減でしょうか、石が虹色に光ったのだそうです。花崗岩は含まれる雲母が、キラキラとすることはよくあることです。
しかし、すごい磐です。上に積まれた石はなんでしょう、2つの石の間は、人一人ゆっくりと通り抜けができます。これまでに、この磐を誰かが知っていたのでしょうか?少なくても、ここ何年かは放置されています。忘れ去られていたようです。
 
 

この辺りには、まだ多くの磐座があります。写真もその一つです。
ここまで行くには、まだまだ掃除が必要です。夏になる前に済ませてしまいたいものです。これから木々も育ち、緑が伸びて森を作ります。虫たちも活発に行動するでしょう。
出来るだけ、早く調査を終えたいものです。無理なら、今年の末に寒くなるまで待って、調査をする方が良いかも知れません。
それまでは、今までの続きの27番から進めるのも、良いのかも知れません。次回の季節次第で、活動を決めたいですね。

     
 
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