巨石交流会
TOP > 神呪寺・甲山八十八カ所 > 2014年1月19日見つかった磐座
2014年1月19日のフィールドワーク。1番から14番と、磐座と思える位置図。
歩いた地図 この日に歩き、調査した箇所を、GPSで地図上にチェックしたものです。上方向に北を指します。
4カ所の磐座と思える岩を見つけました。「1番のイワクラ」「8番のイワクラ」「1番南のイワクラ」は、小高い山を取り囲むようにあります。頂上と思える箇所に、高圧電線の塔が立っています。ここに主たる磐座があったのではないかと、憶測させるような雰囲気です。
「14番のイワクラ」は、ここから続く次の磐座群の入口に当たる部分です。甲山をほぼ北に望み、甲山と相似形を造っているようにも見え、まるで祭祀跡かと、思わせます。
 
 1番のイワクラ
緯度:34度46分19.84秒 経度:135度19分56.43秒 標高:176.3m 撮影:2014/01/19
 
□は、20cmのます目です。   測量棒の通り、手前に向って北を示しています。
 *一列に並べ、配置されている。
   
    北から南へ、並べられた多くの岩。岩の下に台座のように造られたものがあることから、磐座に間違いないと思えます。
大きな岩には、矢穴があり部分が割られています。矢の形から江戸の初期ではないかと思われます。大阪城の石垣を積むのに、出そうとしたのでしょか?この岩、よく見れば上面がまっすぐです。鏡岩だと思われます。
 
 1番南のイワクラ
緯度:34度46分16.86秒 経度:135度19分57.68秒 標高:165.1m 撮影:2014/01/19
 
 山を造っているかのように、麓部分を固めている。
    長年の間に積もった枯れ葉などを、取り除くと石積みのすごさが見えてきそうです。
頂上へ(高圧電線塔がある)向って並ぶ、二つの石は、あ・うんを表す岩門のようにも見えています。電線塔が立っている所は、広場になっており、ここに大きな磐座があったのではないだろうかと、思わせます。同じ思いの人でしょうか、小さな祠を造っています。
 
 8番のイワクラ
緯度:34度46分18.51秒 経度:135度19分54.21秒 標高:187.0m 撮影:2014/01/19
 
左の写真の二つの石は、東西へ並んでいます。写真に写っていませんが、左側に石積みがあり、小山のように積んでいます。
石が埋っていて、完全な形には見えませんがストーンサークルのように見えています。
石の一つひとつの位置を再度調べ、山全体としてチェックすると、また違ったものが見えて来るかもしれません。

 
 
 14番のイワクラ
緯度:34度46分15.77秒 経度:135度19分50.95秒 標高:181.3m 撮影:2014/01/19
 
 
    14番からの石仏がある所は、磐座ばかりでできている小山のような所です。岩と岩が緻密に、重なり並んでいます。
甲山のほぼ真南に位置しています。
 
六甲山の民族遺産は、私(企業)有地内にある場合が多いです。許可無く侵入することのないように、お願いします。
 
  リンク   巨石交流会の参加   ご意見など   民族遺産の掃除    
 

 

当サイトの写真や原稿などの転載や二次使用を禁じます。Copyright (c)2013 kyoseki-kouryu project all right reserved.