六甲山・巨石交流会
 
TOP > 六甲山麓にみる史跡 > 1600年前の六甲山麓
 
 
2007年5月27日、阪神電鉄御影駅北側の工事現場で、1600年前の郡家遺跡見学会が行われた。
そこには、人の営みと、自然の利用・恐れ・祀りが見えていた。
 
  《祭祀跡に投げ込まれた石》人口の川の淵には、いくつもの祭祀跡があった。器に供え物を並べ、五穀豊穣を祈ったのだろう。しかしその後、石を投げ込んでいる。自然災害・土石流に会わないようにとの祈り?     人工的に造られた川の真ん中に構造物がある。何のための物かはわからない。かなりしっかりと造ってある。魚を捕るための道具?魚を入れておくイケス?まさか、魚の養殖なんて事はないと思いますが。
 
  《多角形の水田》人力で田づくりを行うので、小さな区画でいくつも造る方が効率が良かったのだろうか?
水路の水量を「せき」で調整している。せきをあふれさせ導水していたようで、多角形の田に納得する。
    《田に残る人の足跡》田んぼに立つ千六百年前の人の姿が、見えたように感じた。この遺跡は、災害で一瞬にして土に埋まったようだ。六甲山麓では、大昔から何度も何度も水害などの自然災害にあっている。
 
  リンク   巨石交流会の参加   ご意見など   民族遺産の掃除    
 
 
当サイトの写真や原稿などの転載や二次使用を禁じます。Copyright (c)2013 kyoseki-kouryu project all right reserved.