巨石交流会
TOP > 民族遺産を知る > 2013年07月14日(日)保久良神社の磐座から八幡瀧を巡る。

【保久良神社は、夏越祭
2013年7月14日(日)10時に阪急岡本駅南出口で待ち合わせ。保久良神社へ行きました。午後から夏越祭の神事があるので、11時に来てください。とは、猿丸宮司。通常は見せて頂けない本殿内部にある磐座を見せて頂き、周りの磐座も解説いただける約束が取れていたからです。

  保久良神社
本殿内部の磐座  

【本殿内部の磐座】
保久良神社には、多くの磐座があります。普段は見られない本殿内部の磐座です(左の写真)。この磐だけが台座の上にあります。
保久良神社の磐座は、この磐を中心に一つの環。この外にもう一つ大きな環。二つのサークルで出来ているとのことです。

【木々は、地のチカラで捻れ曲がる】
磐座のある所にある木々は、その多くが捻れ曲がっている事が多いと思います。その捻れ方は、不自然なほど捻れ不思議な形を作っています。

  パワーを持つ木々
三交磐  

【磁気】
保久良神社・本殿の外にある三交磐です。ここでは、磁石が安定しません。磁気が強いのでしょうか?場所によっては磁石がクルクル回ったりします。
他にも、名前がついている磐座だけでも、神成岩・たて岩など多くの岩があります。古代祭場の跡です、遺跡からは出土品があったそうです。


【岡本八幡神社の北、八幡瀧】
八幡瀧に近づくと、道の左右に不思議な石像が出迎えてくれます。
山側には、多くの石仏などが祀られています。山岳信仰の名残なのでしょうか?瀧の傍にある社は、長年放置されているのでしょうか、随分と痛んでいます。

  八幡瀧の入口
八幡瀧  

【八幡瀧】
岡本八幡神社から北へ、山へ入って行きます。八幡谷にこの八幡瀧はあります。
昔は大きな瀧だったのでしょう、修験道の行場として祀られていたのが、周りの石積みや石碑・社から見て取れます。
この瀧の真北に、六甲山神社が位置します。くくり姫が祀られ、白龍・水の神として祀られていることに納得です。


【倶利伽羅不動尊?】
今は瀧の上部に砂防ダムが造られており、水の量も少なくなっており、水が涸れることもあると思います。
まだすべてを見ている訳ではないのですが、六甲山の麓にある川の源流にはこのように瀧があり、祀られているようです。


  不動尊
 
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